HFA会報誌「みらいへ」にて紹介されました

①事務所内でのひとコマ。朝比奈氏の向かいに座っているのが芝崎会長。
②お客様から依頼を受けている各種チラシ。封入の内職作業などを行うケースもある。八王子商工会議所の会議所だよりも同社で配布している。
③車だけでなく小回りのきくバイクでの集荷や営業を行っているところも地域密着ならではで、情報宅配便の名にふさわしい。

 

地域の生活に密着した企画提案。
〜情報宅配便〜

 

有限会社アイ・エス・エフは女性3人で創業し今年で25周年を迎える。
事業内容は八王子市を拠点に、チラシやDMなど販促物のポスティング業務である。

昨年、代表取締役に就任した朝比奈社長が同社に入社したきっかけは、現会長の母親からの誘いがきっかけであった。職歴は東京と静岡のそれぞれで製造業に従事、【ものづくり】という仕事から、全く異なる現在の職種に就いたときは「すこし不安であった」と昔を振り返る。
しかし、クライアントとの対応や仕事上での人付き合いをしていく環境が段々と楽しくなり、人とのコミュニュケーションが好きになったと笑顔で語る。
そんな朝比奈氏の人当たりの良さは周囲に安堵感を与える。

昨今、インターネットやスマートフォンによる様々な情報発信の普及により、「紙媒体であるチラシ需要は減っている」と語る朝比奈氏。
しかし、減っているとはいえ、紙媒体であるチラシは無くならないと確信している。
何故なら、タイムリーな情報をターゲットとなるお客様の手元へダイレクトにお届けしたい企業(ユーザー)の存在があるからだ。

ポスティングとは、各地域のポストに配布するという単純な仕事ではない。
的確にターゲットとなるお客様のもとへ届けなければ、クライアントである企業の売り上げ増加が見込めないからだ。的確なポスティングをする為に、配布スタッフと綿密なミーティングを行い、そして何より「市場性や地域性を考え配布することでより良い反響を狙うことができる」と話す朝比奈氏。
地域性を理解していることが同社の強みであり、その強みを活かしているからこそ効率の良いポスティングができているのだと感じられる。また、その地域性を理解している同社に、各種の地域市場の調査を頼まれることもあるという。
それはまさに地域に密着した仕事だから生まれる。
業務上クライアントへの対応は、配布枚数や配布時間など配布に関わる業務を毎日報告するという徹底ぶり。
きめ細かい対応を心掛けていることが信頼関係に繋がっている。依頼先から支持されている理由になっていることは明確である。
多様な宣伝方法がある現代社会のなかで、企業と消費者を手配りという手法で繋いでいるこの企業に、今後も注目したい。

(志村 泰宏)

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